Reactおじさんブログ

フリーランスエンジニアになって1年が経過したので実態をまとめてみた

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どうもReactおじさんです。

最近フリーランスになって1年2ヶ月が経過していることに気づきました。

せっかくなので、1年間活動してきた記録をまとめていこうと思います。

フリーランスエンジニアのリアルな実態が気になる方はぜひ最後まで目を通してみてください。

フリーランスになる前のスキル

自分はエンジニア歴1年6ヶ月でフリーランスエンジニアになりました。

当時はSES企業に勤めていましたが、その際のスキルが下記になります。

言語・フレームワーク

HTML CSS jQuery JavaScript TypeScript Java React Angular Express

フロントエンドではReact、Angularをメインに画面の開発、バックエンドではJavaを使って簡単なAPIやバッチを作れるレベルでした。

1年が経過したあたりから基本1人称で開発を行なっていました。

何となくコードは書けているけど言語化して人に教えれるレベルではなかった気がします。。

インフラ

AWS(CloudFront S3 Lambda API Gateway Athena EventBridge Cognito EC2)

9ヶ月くらいAWSを触る案件に入っていたのでメジャーどころは一通り触って基礎は身につきました。

マネコンで環境構築をスムーズにできるようにはなっていました。

AthenaでSQLを書いてS3からログ解析を行なっていた日々がつい昨日のことのように感じます。

なぜフリーランスになろうと思ったか

興味自体は元々ありましたが、大きな理由は二つあります。

自分の得意な分野を極めたかった

SES時代、開発スキルが幅広く付いたのは良かったですが「あなたの一番得意な分野は何ですか?」と聞かれた時に自信を持って答えれる分野がありませんでした。

この時に浅く広くやってきたけど、1から自分が責任を持って担当できる分野がないことに気づき少し焦ったのを覚えています。

フリーランスについて調べていく中でコードを書くことに専念できるという意見や技術レベルが向上するという意見が多く、バックエンドよりフロントエンドの方が実装していて楽しく感じたこともあり、1年ほどフロントエンドのスキルを向上させようと決心しました。

フリーランスで受かった会社のレベルが高い現場だった

会社員転職と並行してフリーランスの案件面談も受けていました。

その中でもオファーを頂いた現場が国内でトップ3に入るくらいフロントエンドが強い会社でした。

すぐクビになるんじゃないかと不安でしたが、レベルの高い人達と一緒に働いてみたい気持ちが強くなり、結果フリーランスとして頑張っていこうと決意しました。

初現場で死にかけた話

フリーランスとして活動する前日は中々寝付けなかったのを覚えています。

そして、そのまま寝付けない日々が2ヶ月程続きました。

理由は2つあります。

強エンジニアにボコられる日々

1つ目は、参画したフロントエンドチームのベテランエンジニアから技術マウントを取られボコられていたことです。(以降、この人をマウントエンジニアと呼ぶ)

チーム内では明らかに技術レベルがずば抜けていたマウントエンジニアさんですが、レビュー時に「なんでこんなコード書いてんの?」とPRのコメントに記載したり、全体ミーティングでキレだしたり手に負えない存在でした。

もちろんマウントエンジニアさんは、自分以外にもそのような対応をしていて、当時のチームの雰囲気は今まで経験した現場の中でも1番最悪だったのを覚えています。

クソコードを書いたらまた何か言われるんじゃないかと考えたり、発言しても否定されてしまうんじゃないかと思ったりストレスの溜まる日々が続き、生産性がとても低くかったと思います。

2ヶ月後、マウントエンジニアさんは現場から居なくなり、そこからコード書く楽しさも戻ってきたり、発言も積極的にできるようになりました。

周りのレベルが高すぎる問題

2つ目は、周りのレベルが高すぎてついていくのに必死だったことです。

そもそも実力不足だったこともあり、現場のソースは良いものの読み解くのに時間がかかりました。

レビューで何度も指摘されまくって稼働時間がめちゃくちゃ増え、寝不足でしんどかったです。

印象に残っているのは、React・TypeScriptを半年も触ってない人が、経験1年くらいある自分よりゴリゴリコードを書いているのを目の当たりにしたことです。

この時、自分のメンタルがぶっ壊され、少し涙が出ました笑。

実際にどのくらい勉強していたのか

エンジニアになって1年くらいはついていくのに必死だったので業務外で勉強はあまりしていませんでした。

ただ、わからないことは業務中に全て解決するように心がけていました。

本格的に業務外で勉強を始めたのは、フリーランスになる2ヶ月前からでした。

ReactとNext.jsを使って画面を作ったり、Node.jsを使ってAPIを作ったりしていました。

最近の実務経験1年くらいの人と比べて、自分は全然勉強していなかった方だと思います。

外のエンジニアとの繋がり

会社員時代、社内のメンバーの交流は積極的に行なっていましたが、社外のメンバーとの交流は皆無でした。

フリーランスになってからは現場の人と雑談や飲み会に行く機会がほとんどなく、社外のエンジニアと情報交換をしてレベルアップしていかないといけないという焦りを感じました。

ある日、Twitterを眺めているとTypeScriptのオンライン勉強会の募集を見つけたので、勇気を持って参加してみました。

そこから社外の色んな属性のエンジニアと交流ができて、情報交換や切磋琢磨できる人が増えてモチベーションや技術力の向上に繋がっていきました。

貴重な機会を設けてくださったRyotaさんには本当に感謝しています。

月単価は1年間でどこまで上がったのか

最初の案件は経験が1年6ヶ月だったこともあり、相場よりは低かったと思います。

そこから案件が変わるタイミングで月単価が15万くらい上がり、また半年後に7万程上がりました。

今の案件では、しっかり結果を出してきたこともあり、契約更新のタイミングでスムーズに単価交渉ができたと思います。

結果、1年で月単価23万円UPすることができました。

フリーランスになって良かったこと

よかったことは色々ありますが、金銭面の心理的安全性が担保されたことが一番大きかったと思います。

社会人になるタイミングで上京しましたが、都心での一人暮らしは自分が思ったよりも貯蓄できず、頭の片隅には常にお金への不安がありました。

フリーランスになってからは、金銭の不安は無くなり、自分がやりたいことに自己投資ができるようになってQOLが格段に上がったと思います。

まとめ

結論、フリーランスになってよかったと思います。

序盤はボコられたりもしましたが、他の人には同じことをしたくないと思えたのでよかったです。

また、気持ちにも余裕ができてストレスなく生活できていると思います。

ただ、今後続けていくかは別なのでまた記事にしようと思います。

聞きたいことある方はTwitterのDMやお問合せからご連絡ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。